理科自主研 夏期研修会感想

加藤先生
1 科学技術館
 こういう機会のおかげで行事を視察することができた。たくさんの資料が手に入り、授業を組み立てるときの参考に出来たらと思う。
 教師ということで好意的に材料をかけていただいた展示も多く、感謝したい。
2 三浦三崎
 アカテガニのゾエア。テレビ、本などで目にする機会はあるが、やはり実際に目にすると違う。これからも観察を大切にしたいとつくづく思った。
 ウミホタル。夜光虫は観察したことがあるが、ウミホタルは初めてだった。手のひらで光るウミホタルを見られただけでも感動があった。
3 横山先生
 長時間、ていねいに指導をいただいた横山先生に感謝したい。教育は人と人ということを再認識させられた。
4 感謝
 いつも参加させて頂くだけで、担当の先生、運転の先生にはただ感謝である。昨年の研修に続き、貴重な体験ができたことに感謝して、この体験で得たことを生徒に伝えたい。

日比野先生
 「科学の祭典」はとても全部回りきることができなかったので興味のある地学分野を中心に見るようにした。ザクロ石が無料でもらえてうれしかった。アカテガニやウミホタルの観察は、夜の海岸で暗闇の中での産卵(ゾエア幼生)や発光をみることができて、生命の神秘さを感じることができた。線香花火づくりは、火薬の調合はうまくできたが、紙で巻く技術が未熟なため成功できずに残念であった。講師をしてくれた三崎高校の横山一郎先生や企画をしてくれた山内英嗣先生に感謝!

山中先生
 「科学の祭典」ではおもしろいブースがたくさんあり、もっと時間をかけて、まわれたらと思った。見たアイデアを実際に自分でためしてみたい。
 アカテガニ、ウミホタルの観察は、実物を見てやることが大切で、やったからあんなに感動できたのかなとおもう。特にウミホタルのあの青さは忘れられない。
 線香花火は夢中になってしまって、魅力有る題材だと思った。とても熱心に準備してくださったので、ぜひ学んだことを生かしていきたいです。

成毛先生
 内容豊富な研修でワクワクしっぱなしの2日間でした。あっという間に終わってしまい、現実の世界にもどってしまうのがとてもイヤです。「理科って本当におもしろいなあ」とまた思いました。
 準備会に参加もせず、ただ参加しただけで申し訳ないです。これからも機会があったら参加させていただき刺激をうけていきたいです。

広田先生
 線香花火があれほど奥深い物とは知りませんでした。やっぱり自分でいろいろやってみることの大切さを感じました。今度は自分で挑戦してみようと思います。
 科学の祭典では、授業のネタになることや新しい発見がありよかったです。時間がもっとあれば、技術館の方もみれてよかったと思いました。
 アカテガニの観察では地区の人の白い目にあったけれども横山先生の熱意で観察することとができ感謝しています。
 今回の研修では山内先生を中心に計画を立てていただき、ありがとうございました。講師の横山先生もとてもいい方で充実した研修を終えることができました。ありがとうございました。

山内先生
 はじめて研修を企画させていただき、貴重な体験をさせていただいたと思います。アカテガニも、線香花火も学生時代で得た経験でこれを地元豊田市の先生方にも伝えたらいいなと思ってこの計画を立てました。横山先生にお願いしたところ、細かいところまで準備をしていただき、すべての研修を新鮮な気持ちで受けることができました。
 特に線香花火の実践は毎年子ども達に実践していますが、自分自身の巻きのテクニックで行き詰まりを感じていました。横山先生のプロ?のテクニックを少しでも盗むことができ、うれしかったです。
 この経験をうまく豊田の子ども達に伝えられたらと思います。本研修を成功させるために御指導しただいた先生方、および講師の横山先生に感謝したいと思います。

八木先生
 今回3回目の夏季研となりましたが,今回はいろいろな人の思いを感じました。講師の横山先生,会を企画運営してくれた山内先生,地元の皆さん,小網代の森を守っている皆さん,それぞれ自然に対して思いをもっているのだということがわかりました。また,科学の祭典全国大会の講師の方々も,並大抵ではない熱い思いをもっている方々だと思いました。自然との出会い,科学理論との出会いのありましたが,それ以上にいろいろな人の思いにふれたことが今回の一番の収穫です。ありがとうございました。

富安先生
内容もりだくさんでとても充実した夏季研でした。今回科学の祭典には初めて参加したのですが、いろいろな実験が紹介されていて、自分も楽しんでしまいました。現象については知っているものでも、それぞれのブースで子どもへにわかりやすく紹介できるように工夫してあり、とても参考になりました。学校で何か機会があるときにやってみたいと思います。アカテガニの産卵・ウミボタルの観察は感動しました。アカテガニは守る会との接触もあったのですが、実際の現場・それぞれの立場などの現状が垣間見られました。植物や生き物などは名前を覚えるのも大変でとっつきにくいと思っているのですが、海辺の植物は特徴がはっきりしていて観察していてもおもしろかったです。ウミボタルの調査を愛知県でしてみたいと思いました。

武田先生
 今回の研修では、初の夜間研修が予定されていたので、それだけでも楽しみにしていました。当日現場では、地元の人や自然を守る会の人など、スムーズに予定が進まなかったのが、かえって“早くみたい”という気持ちを高めてくれました。実際に見てみると、アカテガニは思っていたよりも小さく、体を震わせて子どもを放す様子がとてもけなげでかわいかったです。すぐに水に入るカニや、なかなか入ってこないカニ、入っても移動して放す場所を探しているカニなど、個性があってとても興味がわきました。ウミホタルのあの青色。とても上品でうっとりしてしまいました。夜光虫の黄緑色も好きだけど、このウミホタルの青色もとても気に入りました。人間には到底作れない自然の神秘を感じました。線香花火作りでは、横山先生はいとも簡単に作ってしまうのに、自分は全くうまくできなくて、かなり焦りました。残り5分で、少しこよりができるようになり(焦ったおかげか、汗が出るようになったからか)大量生産を開始しましたが、きれいには光ってくれずに時間切れになってしまいました。手が乾燥しすぎているとうまくよれないので、何か改善点を考えたいと思っています。わずか2日間の研修でしたが、今回もまた自分にとって大変楽しめる内容でした。計画してくださった山内先生、快く案内・実習を引き受けてくださった横山先生、大変お世話になりました。ぜひ2学期以降の自分の授業に取り入れていきたいと思っています。参加させていただき感謝しております。ありがとうございました。

梶先生
 以前から興味があった「科学の祭典全国大会」を見学することができとてもうれしかったです。どの実験も興味深いものばかりで、本当に楽しいひとときでした。授業の参考になることはもちろんのこと、純粋に科学を楽しむことができたように思います。東京の子どもはうらやましいですね。
 アカテガニの産卵については、以前からマスコミなどで紹介されていて是非見てみたいと思っていたので実際のようすが観察できてラッキーでした。ただ観察や保護のために色々な問題を抱えていることも感じ、野生生物の保護について、もっと考えていかなければならないと思いました。引き続き観察したウミボタルは、その神秘的な輝きに感動させられました。
 線香花火の制作では、単純ながらもその奥の深さに思わず夢中になってしまいました。思うようにできずに残念でしたが、また是非チャレンジしてみたいと思います。またせっかくの日本の伝統が途絶えてしまいそうだと聞いて残念に感じました。何とか残ってほしいですね。

鈴木の先生
 科学の祭典では,身近に取り組むことのできるおもしろい,不思議な実験を学習することができ,今後の授業に生かすことのできるよい体験ができました。例えば,メンデレーエフの元素記号の覚え方をアルミ缶で立体的かつ簡単に記憶できる工夫は,生徒に製作活動をさせながら覚えることができるものである。三浦半島に生息するアカテガニやウミホタルの観察では,放仔や発光から神秘的な生物の営みを直接観察することができました。また,日本の伝統文化の1つである線香花火を作り,線香花火の奥の深さに驚きました。2日間を通して今後生徒に伝えることのできる多く実験・観察教材を手に入れることができました。

 最後に,講師の先生や企画してくださった先生に感謝します。