名鉄三河線(山線廃止区間)の紹介、【薪ストーブ用】薪の販売


レールバスの日常

一日のうち、レールバスが最も活気付くのは朝でした。

学校へ向かう高校生・中学生などの学生、職場へ向かう会社員などが、一両編成のレールバスに、「すし詰め」状態に近いくらいになりました。
(とはいっても、豊田市から名古屋に向かう豊田新線などの混雑と比べたら可愛いものでしたが……)
それくらい多くの乗客がのると、さすがのレールバスも、少しだけ苦しそうに「ヴぃーん」とうなって発車しました。

朝の場合、西中金で20人前後の乗客がのるので、それだけで席がほとんど埋まってしまっていました。そして三河広瀬でも20人前後がのり、続く枝下(しだれ)と三河御船(みかわみふね)で5人前後がのりました。

桜が咲く春の三河広瀬駅
写真:桜が咲く春の三河広瀬駅(2000年4月撮影)

レールバスの朝が最もつらい季節は、春だと思います。
春は生活環境が変化する季節です。だから朝早くにでかけなければならない人も多いです。7時台のイナデンに乗客が集中します。

ちなみに、私がレールバスをたくさん使い始めたのは、高校生からです。
高校1年の春、電車通学にまだ慣れない頃に、レールバスでの「すし詰め」がつらかったことを今でも覚えています。

昼は閑散としていました。病院へ行ったり、お出かけをするお年寄りが、主に利用していました。

夕方

夕方は、帰宅する高校生でいっぱいになっていました。
1日のうち2番目に混雑する時間でした。

夜は最終電車が、午後10時台でした。
7時、8時を過ぎてしまえば、閑散としていました。